例えばこのように、日々感じたものや見つけたことを美しい葉にして並べて継続の練習を楽しむのも良いかもしれないと
ここにある綴るというのも大和言葉にあたり、日記と題すより柔らかく、情緒があり、読み人によっては私が記す情景がほのかに浮かぶことでしょう。
言の葉を綴るにあたって、内容は然ることながら、どの語を選びどういう順で並べて織りなすかを必然考えることになり、それが見る人の瞳に映って脳にどう響くかを想像するのもまた楽しかったり
漢字にしようか、ひらがなにしようか、どんな人に見られるとどう思われるだろうか、点はここにあって良いだろうか、ですますにしようか、どのくらいくずして垢抜けさせようか、頭の中で再生される声はどんな調子で奏でられるだろうか
私自身は一体どんな人間なのだろうか?
と、目に見えない千尋な世界に心の目を潜らせるのは楽しいものです。
大学で文学も語学も修了していないただのひとだけれども、言葉というのは時代と共に人びとによって作られてゆくものだと思っているので、「最近の若者ハ」などと硬くならず、やあらかい筆を己の中に持っていたく候。
などとつい遊び心が出て色んな葉を集めてオモシロくしたくなってしまいますが、ここではも少したおやかに飾ってゆきたいなと思います。
〝綴り〟
